満を持してついに葛西臨海水族園が6/23に再開しました。
葛西と上野が都内で最後の営業再開館!ということはこれにて都内の9園館は全て再開!
イベントや営業時間など完全に通常通りに戻っている園館はまだありませんが、この状況は素直に嬉しいですね。
ということで今回は葛西の変化や新たに加わったヨシキリザメの様子、そして気になっている方も多い(はずの)イタチザメの様子を紹介!
ちなみに葛西は現在完全予約制。
3000人/日という規制で15分ずつ時間のずれた入場整理券を発券しています。
整理券の予約方法や予約の詳細はこちらの公式HPから
常設展の紹介はこちらからどうぞ
ということで無事予約した方は当日正門にいきましょう。
現在入場可能な整理券の時間を貼り出しています。
メガホンでアナウンスも行なっているのでわかりやすいです。
整理券の確認が終わったら正門すぐのところで検温。
手首をかざすタイプでした。
順路にしたがって進むと整理券の本確認と身分証の提示をする受付があるので確認を済ませましょう。
マグロと背比べモニュメントはチケット購入のところではなくこちらに移動してましたね。
先ほどの受付をパスしたらいよいよチケットを買って入場!
このガラスドームに向かうワクワク感は久々です。
館内まず最初の変化はこちら。
情報資料室が封鎖されていました。かろうじで繁殖賞だけ見られるという感じ。
続いてはマグロの展示があるアクアシアターへと繋がる「大洋の航海者」水槽(写真は休館前のもの)。
ここには休館前から貴重なイタチザメが展示されており、個人的にも彼の成長を見るのが今回一番の楽しみでした。
ということでイタチザメの姿を探すこと数分・・・
いた!!!
写真だと伝わりにくいのですがだいぶ大きく成長していました。
ちなみに2月はこんな感じ。
休館前は他の魚たちにビビってか2階部分のマグロ水槽との境目付近をうろうろしていたのですが、再開後は大きくなって恐怖心もなくなったのか、1階部分の底面近くをずっと回遊していました。
やや傷は増えていた印象ですが、元気に泳いでいて安心!
飼育が難しい生き物を営業再開後も元気な姿で見せてくれた水族館スタッフの方たちには本当に感謝です。
世界の海はとくに変化がなかったのでアクアシアターへ。
ここは順路が新たに設けられていました。
ゲリラ的に行われたマグロの餌の時間には来館者たちも興奮。
興奮するのはわかりますがソーシャルディスタンスは守りましょう。
ちなみにタッチパネル式の解説は使用不可になっていました。
そしてこのマグロ水槽といえば、営業再開前日に公式からアナウンスがあったヨシキリザメが展示されているエリアです。
さすが葛西と言うべきかちゃんと魚名板が用意されています。
マグロたちに目が行きがちですが、底面にヨシキリザメ2尾がちゃんと確認できました。サイズは50cm程でかなり小さめですが存在感があります。
というか当然のように2尾泳いでますがこれはなかなかすごい光景。
実は仙台うみの杜水族館にも1尾展示されており、前人未到の長期飼育記録を更新している最中なのですが、こちらもイタチザメ同様飼育がとても難しいサメで、現在展示している水族館はほとんどありません。
まだまだ小さいですがうみの杜の子のように安定して無事に成長してくれることを祈るばかり。
ちなみに普段はマグロのところにいるヨシキリザメですが、体が小さいこともあり、隣接する水槽への境目である網とアクリルの間をすり抜け、たまにイタチザメがいる側に姿を現します。
(写真はマグロの水槽へ帰るところ)
気持ちこちら側の方が写真が撮りやすいですし見やすい印象です。
まぁ狙ってこちら側から見られるわけではないので、マグロ側にいないなと思ったら反対側を探してみるといるかもしれません。
こちらはさらに運が必要ですが、
イタチザメとヨシキリザメのツーショットを見られることも!
とまぁサメの写真を出し始めると止まらないので、サメ情報はこの辺で。
エリアは進んで東京の海のコーナー。
水槽やバックヤードが見られる2階は変わらず見ることができましたが、発光生物のコーナーは閉鎖されていました。
ウミホタルとヒカリキンメダイが密かな楽しみだったのでちょっと残念。
ちなみにこのエリア手前のしおだまり、タッチフィーリンは閉鎖されていました。やはりタッチ系の展示は全館軒並み中止ですね。
ということで変化はこんな感じ。
写真は淡水生物館のシュレーゲルアオガエル。
とてもかわいい・・・
あと館内のショップが閉鎖されていたのでお土産は正門横のショップで買いましょう。とはいえショップ内はかなり密でしたので、様子を見ながら入店するのをおすすめします。
それにしても葛西はやっぱり楽しい水族館ですね。
撮りたいものが多すぎて時間が全然足りませんでした笑
ということでだいぶ駆け足でしたけど今回はこの辺で!
葛西はコレクションが充実している館なのでイベント休止中でもなんら変わらず楽しめます。
というかヨシキリザメも加わって何ならパワーアップしての再開なので、予約状況などの様子を見てぜひ足を運んでみてください。