1月末に志摩マリンランドから発表された3月末をもって営業休止というニュースは各方面に大きな衝撃を与えました。
筆者は過去に一度だけしか訪問したことがなかったのですが、それでもとても印象に残っている園館の一つで、今回のお知らせはかなり衝撃的なものでした。
色々と行きにくい情勢ではあったのですが、写真を趣味にしてからは未訪問だったということもあり、なくなってしまう前にどうにかカメラに収めたい、この目でじっくり志摩マリンランドを見ておきたいという思いが募り、3月に最後の訪問をしてきました。
今回はその時の訪問で撮った写真メインの記事になります。
文章少なめでサラッと見られるスタイルにしていますので、訪問したことのある方もない方も、写真を見ながら志摩マリンランドへ思いを馳せてみてください。
入園するとまずはケープペンギンがお出迎え。
ちょうど水の入れ替え作業をしていたので透明度抜群で爽快感のある写真が撮れました。
古代水族館の円柱水槽群
生きている化石とも称されるアミア
こちらも生きている化石、オーストラリアハイギョ。
かわいい顔をしています。
古代水族館を出ると賢島神社がお目見え。
験担ぎで上向きに泳ぐ魚たちが展示されています。こちらはアオギハゼ。
動きが少ない魚だったのでマクロでも撮影。
ヒレのカラーリングといい本当に美しい魚です。
こちらも同じ水槽にいるクロウミウマ。
ご利益がありそうな一枚になりました。
ここから見応えたっぷりの水槽群から何種かピックアップ。
まずはツノダシ。
ベラの仲間たちが大量にいる水槽も。
上の子は何ベラでしょう?パネルで一番似ていたのはクロヘリイトヒキベラでしたが微妙に違う気も。
下の子はツユベラの幼魚です。
あくびをしているテングハギ
筆者の好きなホンソメワケベラも展示されていました。
クロイシモチに混じっていたヨコスジイシモチ。
個人的にかなり満足な仕上がりの2枚。
インパクト大のウツボ水槽。6種のウツボが入り混じっています。
筆者が初めてコバンザメを見た水族館は志摩マリンランドでした。
初回訪問時の記憶の中でもかなり強く印象に残っています。
そして泳いでいる姿は新鮮。
もちろん張り付いている姿も見られました。
ウツボの密に引けを取らないゴンズイ玉。
ゴンズイ アッセンブル!!
かわいいヒメツバメウオ
見事な正面顔もいただきました。
あまり水族館でお見かけしないレインフォーズゴビー
今回の志摩訪問でお気に入りの一種になりました。
ハゼ系はやはりかわいい
こちらもあまり見かける機会のないハゼちゃん。
床屋の前で回ってそう....というのは置いといてヒレナガネジリンボウというそうです。
こちらはエビを頬張るギンガハゼ
目のない姿が印象的なブラインド・ケイブフィッシュ
志摩マリンランドのメイン水槽とも言えるドーナツ型回遊水槽。
貴重な滞在時間を1時間ほど消費したブリの流し撮り(
こちらは普通にSSを上げて撮ったブリ。
こっちは1分もかからず撮れました笑
名前を見忘れてしまったけど大きくて迫力がある魚。
恐らくクエだと思うんだけどどうでしょう
そしてこの水槽で忘れてはいけないのが本物の海女さんによる餌付けショー
見応えのある大型魚が海女さんを囲みます。
サービス精神が素晴らしい。
そしてこのショーを見ながら筆者はうるっときてました。
海女さんの格好が宇宙飛行士に見えなくもない?
餌を投げる海女さん。
凶暴な子がいないにしてもこのサイズの魚に囲まれるのはちょっと怖そうです
特徴的な色と形をしているこちらの魚はオビテンスモドキの幼魚。
こちらはシマヒメヤマノカミ
見た目の通りミノカサゴの仲間です。
天然記念物のアユモドキ
自分のアユモドキ史上最も綺麗に撮れた気がする。
こちらは絶滅危惧種のウシモツゴ
渋いですけどかっこいいですよね。
美しいこちらの魚はタイリクバラタナゴ
美しい見た目をしていますが外来生物です。
先日口を大きく開けた写真がバズっていたオオサンショウウオ
顔のパーツがわかりにくいけどかわいい...
志摩といえばマンボウ!
さすがというべきかマンボウを展示している園館の中ではかなりマンボウの状態が良い印象を受けました。
続いても大型魚!
ピラルクは縦で撮ってみました。
口を開けるピラルク。迫力があります。
そしてみんな大好き正面顔
一応横構図のものも
最も時間を使ったと言っても過言ではないポポンデッタ・フルカタ
ポポンデッタ展示の中でも断トツの撮りやすさ。
と言っても全国のポポンデッタ展示を見たわけでもないのでそうは言い切れないのですが、立派な個体が多いので撮りやすい園館ベスト3には間違いなく入ってるはず。
やはりヒレを広げた姿がたまらないです。
うん。かわいすぎる。
ポポンデッタフルカタと一緒に入っているニューギニアレインボーも美しい。
こちらは完全に一目惚れ。
水族館でこんな美しいベタが見られるとは
思わず鱗をマクロ撮影しちゃいました。
締めは渾身の縦構図ベタ4選
水族館の展望デッキから見える風景。
再度訪問して思いましたが本当になくなってしまうのが惜しい水族館です。2回しか行ってないくせに何を今頃って感じですが、ただただ寂しいです。
復活しないかな...
さようなら志摩マリンランド。
たくさんの思い出をありがとうございました。