6/15からいよいよ営業を再開した「すみだ水族館」
館内リニューアルが影響しているのか、他の園館よりやや遅れての営業再開となりましたが無事に再開の日を迎えられました。
もうこれを読むだけでジーンと来てしまうわけですよ。
個人的にはとても思い入れのある水族館なのでまさに待望の再開!
ということで再開後の様子を今回も紹介していきます。
運営形態や館内の変化
料金や営業時間の変更点
・閉館時間が21時→19時へ
・フィーディングタイムなどの各種プログラムの中止
・入場には整理券が必要(年パスの方も)
・カフェはドリンクのみ販売
・7/15は臨時休館
料金などあとは通常通りです。
都内においては新規での年パス受付を中止している園館が目立ちましたが、すみだは現在も年パス受付をしているみたいです。
7/16以降はクラゲの新エリアが誕生し、それに伴い入館料が上がるので、年パスを作るなら7/14までに作る方が500円お得です。
その他細かい点や来館の際の注意事項はこちらからチェック
さてさて訪れる際に最も気になるのが整理券ですが、券はこちらで配布していました。
写真は閉館後なので何もありませんが(申し訳ない)、ここに特設のブースのようなものがあり、整理券を受け取るという方式でした。
時間は1時間毎に区切っており、当日に公式HPを見れば現在何時の整理券を配布しているのか確認できるようになっています。
ちなみにサンシャインや葛西のようにオンラインでの整理券予約はできないので、行く方は頻繁に配布状況を確認しましょう。
では早速館内へ。
(もちろん入り口で検温があります)
なんだか見慣れない水紋が床に多数ありますが、これはソーシャルディスタンスの目安だそうです。
すみだではソーシャルディスタンスを「スリーペンギンディスタンス」というペンギン3羽分で表現していました。
この表現は園館によって個性がかなり出ていて面白いので、すみだに限らずチェックしてみては!
次の変化はこちら。
現状すみだで最も大きいクラゲ水槽(7/16からさらに大きいクラゲ水槽が誕生します)なのですが、中の子がミズクラゲからパシフィックシーネットルに変わっていました。
ちなみに前はこんな感じ。
プロジェクションマッピング?がなくなって随分とさっぱりしてしまいましたが、クラゲのメイン水槽にミズクラゲ以外が入ってる水族館は意外と珍しいので新鮮でした。
やはりシーネットル系は絵になります。
そしてその先は現在リニューアル中。
真っ暗ですが右側が仕切られており、そこに新たなクラゲ水槽が誕生します。
イメージを見る限りかなり魅力的な水槽になる予感。
7/16にお披露目なので楽しみに待ちましょう。
ちなみに仕切られている左側はアクアギャラリーという小さい水槽群が並ぶエリア。
現在は封鎖されて見れませんが7/16からは復活するようです。
(筆者はここのミドリフグがお気に入りでした。まだいるかな?)
そして先ほどのリニューアル中のエリアにも、実は中型水槽が並ぶコーナーがあったのですが・・・
そちらはどうやらなくなってしまったようです。ダイオウグソクムシとかもいたのですが、どうやら他の水族館さんに引き渡したそうです。さよならダイオウグソクムシとその仲間たち・・・
改装中の通路を抜けるとメインホールの2階に出ます。
写真は休館前のものですが、こちらの企画展は延期されていて現在も公開されていました。
いつまで会期が伸びたのかは確認しそびれました。すいません。
なかなか見ないレイアウトの水槽に魚たちが入っているので、見逃していた方は要チェックです。
あとは細かい変更点なのですが、椅子などを減らしている園館が多い中、すみだは椅子をほとんど減らしていなかったのが印象的でした。
むしろ今までなかった場所に椅子があったりして不思議でしたが、距離の確保のため全体数は変えずに配置し直したという感じだと思います。
館内の至る所に可愛らしい距離の目安が設置されていてこういうのを発見するだけでも楽しい。
先ほどはペンギン3羽分でしたが、カフェの前には違う生き物を使ったソーシャルディスタンスの目安も設置されていました。
クラゲやシロワニetcどれも館内で見られる生き物なのが嬉しい。
アカデミーエリアにはすみだ産まれのペンギン特集が
休館中に産まれたおもち、おこめ、きなこの3羽の成長過程も紹介されています
新エリア「アクアベース」
実はすみだ水族館、クラゲの新エリア「ビッグシャーレ」以外にもう一つリニューアルをかけていました。
そしてその新エリア「アクアベース」はなんともう完成し公開されていました!
情報発信拠点らしい仕上がり・・・
厨二心をくすぐられる何かがあります。
アクアベースには調餌の様子を間近で見ることができる「キッチン」が。
調餌場はそれこそバックヤードツアーなどでは見る機会がありますが、これを常設展示で、しかもタイミングさえ良ければ調餌の様子まで見られるというのは今までにないです。
そしてアクアベースにはもう一つ、クラゲの飼育・繁殖活動を行う「ラボ」が設置されています。
ラボはリニューアル以前から2階のクラゲエリアに併設されていましたが、さらに来館者が間近で見られるよう360度開放型に進化。
2階には展示されていないクラゲ(写真はサカサクラゲ)や、旧ラボでも展示されていたミズクラゲの成長過程なども見られるようになっていました。
とても細かいことですが、
あのメッセージが映し出されている巨大なパネルは電光掲示板ではなく、裏と表が白と黒で彩られた小さな丸い板の集合体になっています(語彙力)。
それら2色の組み合わせで文字や絵などを再現しているため、メッセージが変化する度に小さな板が高速でひっくり返っていくのですが、その時のパタパタという音がとても心地いいです。
この近辺にいたら嫌でも聞こえてくると思いますが、音も楽しんでみてください笑
生き物たちの様子
さて施設内の変化はこんなところでしょうか。
では生き物たちの様子は?
最後にちょっとだけそれらを紹介して終わりにしましょう。
まずはペンギン!
並び方は違いますが、ちょうどソーシャルディスタンス分の3羽がくっついていました。相変わらず元気そうに水槽を泳いだりぷかぷか浮いたりしていて変わりなかったです。
次にオットセイ!
ゲリラ的に行われるオットセイの館内散歩は現在も行われていました。カメラを持っているとこんな感じで飼育員さんがベスポジでオットセイを止めてくれます。
今回はバッチリ撮れて大満足!
そしてこちらは休館中に話題になっていた人間の存在を忘れてしまったチンアナゴたち。
やはり休館前に比べると警戒心が上がり出が悪いような気がします。
これから慣れて行くのか、このままなのか、温かく見守っていきましょう。
とはいえご飯の時間にはちゃんと出てきます。
いつご飯の時間なのかはアナウンスされていませんが、給餌の時間に出くわしたらラッキーくらいの気分で水槽をチェックしてみてください。
ということで再開後のすみだの紹介はここまで!
7/16も待ち遠しいですが、恐らくそれ以降はしばらく人が殺到すると思うので、その前にすみだ特有の落ち着いた雰囲気を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか(とはいえ土日は混雑しそうですが)。
もちろんマスクの着用やこまめな消毒は忘れずに、訪れる際には対策をばっちりしてから行きましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。