今回は1/10から開催されている「ゾクゾク深海生物2020〜未知なる世界へ〜」と
1/23から開催された「ホラー水族館第4弾 海の妖女セイレーン〜生きている恐怖〜」に早速行ってきたのでそちらを紹介していきます!
※ホラー水族館に関する大きなネタバレはありません
※2/18 ゾクゾク深海生物について追記
常設展示の紹介やアクセス詳細はこちらからどうぞ
ゾクゾク深海生物2020〜未知なる世界へ〜
基本情報
会期 1/10〜3/8
時間 10〜18時
料金 無料(別途入館料必要)
URL https://sunshinecity.jp/aquarium/event_performance/event/entry-11668.html
体験レポ
まずはこちらの企画展から!
入館すると早速特設の深海水槽がお目見え!
こちらの水槽にはオオグソクムシやエビと言った、深海に住む甲殻類がメインで展示されています。
企画展の会場が別で設けられているわけではなく、
このように特設された水槽や解説パネルが館内の至る所に設置されています。
(特設水槽は本館入り口と本館出口付近の二箇所のみ)
特設水槽以外にも、サンシャインには「冷たい海の水槽」という常設展示に深海魚が展示されていて、こちらもゾクゾク深海生物仕様になっています。


その中でもこちらのゾウギンザメは珍しい展示で、
国内では大阪の海遊館とサンシャインでしか展示されていません。
自然界での個体数は安定していて、生息地では食用にもなっているらしいので貴重生物というわけではないですが、
日本ではこの2館でしかお目にかかれないのでお見逃しなく!
(常設展なので会期終了後でも見られます)
ちなみに右の写真は卵。
なんと魚類で最も大きい卵らしいです。
こちらも展示されているので要チェック!
1/26追記(追記部分は赤字)
なんとゾウギンザメの産卵が確認され、その個体が展示されています。大きな卵をつけていて一目でわかるのでこちらも必見!
1/30追記
無事に卵を産み落としたためこの姿は現在見られません。
2/3追記
2/2に再び産卵が確認されたため、現在も卵をつけた姿が見られます
そしてなんと!!
あのメンダコも展示が開始されました。
長期飼育が難しい生き物なので生きた姿を見られるのはとても貴重。見たい方は早めにいきましょう。
(2階のゾクゾク深海生物特設水槽で展示されています。くれぐれもフラッシュ撮影しないように、AF補助光もoffにしましょう)
1/28追記
本日公式twitterで展示を中止したとの情報がありました。
そして忘れてはならないのがこちらの貴重展示
ラブカを含む深海サメの冷凍標本です!


フトツノザメ、ラブカ、サガミザメのラインナップです。
(定期的にラインナップを更新しているみたいです)
ラブカは状態も良く、とても見やすいのでじっくり観察してみてください。
特長的な歯がしっかり見られますよ!
ちなみにこれらの標本は触ることも可能です。
触る際は優しく触りましょう。
コロナウイルスの影響でタッチは中止になったみたいです。
なお冷凍標本の展示は継続中!


館内には他にも、至るところに深海にまつわる解説パネルが展示されています。
水中ドローンで深海を撮影した映像なども公開されているのでこちらも要チェック!
そして館内にはもう一つ面白い仕掛けが!
それがこちら。
館内にはこちらの紙が貼られている場所が4箇所あります。




(位置はこちらを参照)
そしてこれらの写真にもある通り、指定された足場から壁の黒いシルエットに目掛けてフラッシュ撮影を行なうと不思議な写真が撮れます!
どんな写真か見せたいところですが。。。
それは撮ってからのお楽しみ!
どうなるかは実際にその目で確かめてみてくださいね!
ただこのスポット以外は原則はフラッシュ撮影禁止なので、
撮影した後はフラッシュを切るのを忘れないように!
ちなみにこの撮影イベントである条件を満たすとこちらのステッカー(全4種のうち1種ランダム配布)が貰えます。
詳しい条件は館内入口付近にあるゾクゾク深海生物のパンフレットをご確認ください。
また、館内には飼育スタッフ監修の「深海おみくじ」なるものも!
一回100円なので新年の運試しがまだの方はぜひ試してみては?
この他にも毎週土曜・祝日には水圧実験を実施していたり、
ココリコの田中さんやさかな芸人のハットリさんなど、特別なゲストを交えてのトークイベントがいずれも入館料のみで楽しめます!
(詳しい日程や日時などは基本情報に掲載したURLから確認してください)
そして別途300円が必要ですが、オオグソクムシなどの深海生物にタッチできるイベントも実施中です。
こちらは定員制ですが毎日12:15〜/15:15〜で実施しています。
気になる方は年パス発行カウンターで受付ができるので、チケット購入の際に一緒に受付しましょう。
イベント盛り沢山のゾクゾク深海生物2020!
特設展示の生物数はやや少ないですが、都内の水族館ではなかなかお目見えできない生物ばかり!
見るも良し、参加するも良しのゾクゾク深海体験をぜひ楽しんでください!
特設水槽展示生物リスト
ホラー水族館第4弾 海の妖女セイレーン〜生きている恐怖〜
基本情報
会期 1/23〜3/8
時間 月火水木18:30〜21:00
金土日祝18:30〜22:00
料金 前売り券
大人ペア 3200円
大人(高校生以上)2000円
こども(小・中学生)1100円
幼児(4才以上)600円
当日券
大人ペア 3500円
大人 2200円
こども 1200円
幼児 700円
年間パスポート所有者
大人 1100円
こども 600円
幼児 350円
URL
https://sunshinecity.jp/file/aquarium/horror-aqua/
体験レポ
サンシャインで定期的に開催されているホラー水族館の第4弾!
筆者は今回が初めてのホラー水族館参加なので前回との比較などはできませんが、
早速、レポートしていきたいと思います。
まず驚いたのが、
平日の最初の回だというのに当日券を買い求める列にはそれなりの行列ができていたこと!
初日ということも影響してだと思いますが、4弾まで続くというだけあって人気はすごいです。
この様子だと休日はもっと混雑しそう。。。
30分おきの時間指定チケットなので、あらかじめ行く日時を決めている方は、ファミマにあるFamiポートで前売り券を買うのをオススメします。また、日中は通常の水族館を楽しむ予定という方は、その入館チケットを買う際に一緒に購入してしまうのが良いと思います。とはいえ、平日の遅い時間帯は当日のお昼でも売り切れていたので、希望の時間がある方は前売りがやはりベストです。
前置きが長くなってしまいましたが、
いざ、入ってみたいと思います!
チケットを見せると待機列に誘導されて、
写真の新聞記事を渡されます。
どういった経緯でセイレーンの展示に至ったのかやその危険性などが書いてあります。
館内でも説明されますが、こういったイベントは没入感が大事!
待機中に目を通しておきましょう。
ちなみに通常営業時の出口がホラー水族館の入口になっているので、
普段の水族館の入口に行かないように気をつけましょう。
お化け屋敷なのでゾロゾロと入場することはなく、10人くらいずつのグループに分けられて進むことになります。
館内でも要所要所で待機させられまとめられますが、進行をスムーズにするためであって基本的には自由行動なので安心してください。
こちらは注意事項。
写真撮影の類はこの先一切禁止なので、文面だけの地味なレポートになりますがご了承ください 笑
では案内を終えていざスタート!
順路は出口から始まっている青線です。
スタート位置から本館2階のショップ辺りまではとくにイベントもないので、
暗くて見えづらいですが生き物を見ながら進みましょう。
2階の展示エリア前で一旦待機しいよいよ館内へ!
2階の大半はセイレーンに関する歴史的資料を見るといった構成。いわゆるイントロダクション的なエリアになっています。
ちなみに一部の水槽を除き、2階のほとんどの水槽は見ることが可能なので、生き物たちの夜の姿も楽しめます。
(もちろん暗くて見づらいですが)
2階をある程度進んでいくと再び待機場所が、
この先から本格的にお化け屋敷がスタート!警戒して進むことをオススメします。
順路通り進み1階に行くと、
2階とは雰囲気が打って変わってかなり暗くなります。
赤くライトアップされたラグーン水槽が不気味な雰囲気を醸し出す中、来館者は先に進んでいきます。
ただ、2階と違って1階はガッツリお化け屋敷なのであまり水槽を優雅に見ている余裕はなく、各所にいるスタッフに先に進むよう急かされます。
お化け屋敷としてはこのフロアが一番の盛り上がりどころ!
詳しいレポートをするとネタバレになるのでお話ししませんが、そこそこ驚きますしストーリーもあるのでお化け屋敷としては普通に楽しめました。
ただ問題点もいくつか、
1階に暗幕などで仕切られた通路を進んで行く場面があるのですが、
仕切りが見えづらい上に壊れやすく、恐らく途中で誤ってそういった設備に触れてしまい、壊れてしまうハプニングが起きていました。
(一応仕切りや幕には触れないようにと事前説明されます。)
また、セイレーン(おばけ)が脅かす際に勢い余って幕に触れてしまい、
仕切りが倒れてきて頭に角材が落ちてきました 笑
こればかりは私たちが注意する術はないですが、幕系のオブジェクトや足元にはどうか気を付けてください。
子供や幼児も入場可能なので子供連れの親御さんは細心の注意をはらいましょう。
(会期中に改良されることを願います。)
あと2階の一部順路が不便だったというのが気にかかるポイントでした。
これは皆さんも実際に行けば分かると思います 笑
そして最後に、もう少し料金が安くても良かったかなと思います。
もっと水族展示を楽しめたら妥当な料金設定だと思いますが、普通のお化け屋敷でこの料金設定はやや高すぎるような気もします。
当日券なら同じ値段で通常営業の水族館に入れますからね。
強いて言うなら年パス料金の1100円くらいが妥当ではないかというのが正直な感想です。
とはいえ、閉館から30分で癒しでいっぱいの水族館がこういった空間に変わるというのは新鮮でした。
お化け屋敷なら暗いので生き物たちに負担はそこまでかからないですし、閉館後の水族館の利用方法としては意外とありなのかなと思いました。
まとめ
ということで二つの企画展を見てきました。
こうして様々な企画展を楽しめるのがサンシャイン水族館の強み!
深海生物は今かなり盛り上がってきているので、これを期に深海やそこに住む不思議な生き物たちへの知見を深めてみてはいかがでしょうか。
ホラー水族館はエンターテイメント極振りの展示ですが、カップルや女性同士なら盛り上がること間違いなし!
通常の水族館とセットで楽しめば充実の満足度です。
また、ホラー水族館のチケットがあれば、サンシャイン60の展望台が半額で楽しめるので、プランに組み込めば丸1日サンシャインで楽しめちゃいますよ!
どちらも3/8まで開催されているので、訪れた際には深海とホラー、2つのゾクゾクを同時に楽しんでみてはいかがでしょうか。