そこそこ話題になっていたのでご存じの方も多いかと思いますが、
先日こんな呟きが飛び込んできました。
✨激レア!ラブカ展示開始✨
— 横浜・八景島シーパラダイス公式 (@_seaparadise_) 2020年1月14日
まだ謎が多く幻の古代ザメと呼ばれるラブカ…
シーパラでも標本を展示していますが、生きている姿を見られるのはとても貴重です👏✨
昨日よりアクアミュージアム3Fにて展示しています🐟♪
※生物の状態により展示を中止させていただく場合がございますのでご了承ください。 pic.twitter.com/1j5OdPqPSC
この「ラブカ」というサメ、
水族館によく行く方なら名前を聞いたことや、標本や写真の展示を見たことがあるんじゃないでしょうか。
(鉄腕DASHやシンゴジラでその存在を知った人も多いかな)
そしてこの呟きを見てわかるように、
ラブカはまだまだ謎が多い幻の古代サメと言われている生き物です。
そんなラブカが生きた状態で展示されていると知ればこれはもうシーパラに行くしかない!
とすぐにでも駆けつけたかったのですが。。。
色々と事情があって私が来館したのは展示開始から3日後になってしまいました。
正直まだ生きて展示されているのか不安でしたが、少しでも見られる可能性があるならと向かいました。
ラブカ展示レポ
来館当日は足早にチケットを買ってお目当の水槽まで全スルーで直行!
こちらがラブカが展示されているはずの深海生物水槽。
早速目を凝らして水槽内を見回しましたがいない。。。いない!!!
一足遅かったと自責の念に駆られながらも、
片道2時間を諦めきれずスタッフを探して聞いてみることに。
するとまだ展示しているらしく、
端っこの方だったり見えにくい位置にいるかもしれないと教えてくれたので、早速戻って端っこに目を凝らすと。。。
いた!!!!!
安堵と感動が一気に押し寄せてきます。
写真のように本当に端っこの方でコンパクトに収まっていました 笑
(右の写真はわかりづらいですけど尾びれです)
近くに寄らないとまず見えない位置だったので、
ラブカが展示されていることに全く気づかない人や、違うサメをラブカだと勘違いしてる人もいました。
それにしても彼の存在感は半端ない!
一度見つけてしまうとそこにしか目が行かなくなってしまいます 笑
暗くて見えづらい位置でしたが、
特徴的なエラと歯はちゃんと見ることができたので良かったです。
欲を言えば泳いでいる姿が見たかったのですが、数時間粘ってもその姿を見ることは叶いませんでした。
まぁ展示4日目ということもあってかなり弱っていたのだと思います。
この様子だと5日目は厳しいかなと思って次の日にtwitterを確認したら、
【ラブカ展示中止のお知らせ】
— 横浜・八景島シーパラダイス公式 (@_seaparadise_) 2020年1月17日
1月13日(月)に漁師さんからいただき搬入したラブカですが、大変残念ながら昨日をもって展示を中止いたしました。
貴重な深海生物のため、今後も他個体の剥製、および冷凍標本の展示を継続いたします。
残念ながら予想通りになってしまいました。
と言っても4日間展示されていたのはすごいことです。
私は閉館間際までこの水槽の前で観察していたので、
来館者として彼を見ていた最後の一人に自分がなってしまったんだなぁとしみじみしながらこのツイートを見ていました。
(まだ後ろに人がいたかもしれないけど)
と言うことで八景島シーパラダイスのラブカ生体展示はもう終了してしまいましたが、
シーパラでは常設展としてラブカの剥製と冷凍標本が展示してあります。
冷凍標本の方は触ることも可能で、
ラブカ以外にも貴重な深海サメ「ミツクリザメ」の冷凍標本なども展示されています。
生体展示と並べて書いてしまうとインパクトにはかけますが、
本来ならこれだけでも貴重な展示なので気になった方はぜひ足を運んでみてください。