水族館好きの水族館ブログ

めざせ!全国制覇!日本全国まったり水族館巡り

伝えたい対象に魅力を伝えるのって難しい

今回は最近いろいろと考えたり思うことについて書いていこうと思う。
(溜まってる水族館レポート書け!!!!という声が聞こえて来そうですが・・・笑)
 
最近周りの方たちの影響が大なのだが、筆者はツイキャスという配信サービスを利用したり、Youtube配信にお呼ばれしたりして、ブログという媒体以外での情報発信を行なっている。
 
このブログを始めた当初は文章以外での情報発信を全く視野に入れてなかった自分にとって、この自粛期間が与えてくれた様々なきっかけは非常に有意義だったのは言うまでもない。
 
それを踏まえて本題に入りたいのだが、
その前に自分が何のためにブログを書いているのかということから説明しなければならない。
 
自己紹介記事記事にもその理由の一旦を書いているのだが、一番は水族館の魅力を様々な人に知ってもらい、少しでも多くの人に水族館へ足を運んでもらいたいという思いからだ。
(これにはわけがあるのだがそれはまたの機会に)
 
これは余談だが、本当はめっちゃマニアックな視点や展示への愛を水族館レポの記事に反映させたい!!!!
と筆者はずっと思っている。
ただ、そこまでしてしまうと最も伝えたい層の方たちが置いてけぼりになってしまうのでは?と思ってその辺はかなり省略し、多くの方が共感できそうな魅力に重点を置いて紹介している。
 
とはいえ自分の水族館への愛(いわばオリジナリティ)を前面に出すことも魅力を伝える上ではかなり重要なことだと思うので、愛(変態的な視点)を盛り込んだ、というよりその視点のみの水族館レポも今後書くつもりでいる。

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大水槽見ると何枚アクリル重ねてるんだろうとか接着面の綺麗さとかにも目がいっちゃうんですよ…
(写真はアクアマリンふくしまの大水槽)
 
 
とまぁ余談はこの辺にしていよいよ本題。
最近筆者がとても思うのはタイトルにもある伝えたい対象に魅力を伝えることの難しさについてだ。
水族館の魅力や楽しみ方を発信している方は、少なからず自分と同じように一般の方々(水族館オタクではない方々)を視野に入れた情報発信を行なっているのではないだろうか。
 
しかし、この「一般の方々に魅力を伝える」という目的こそが最も難しく、高い壁であると筆者は最近痛感している。
 
というのも自分のTwitterのフォロワーやInstagramのフォロワーを見ても、そのほとんどを占めているのは水族館オタクや海洋生物オタクの方なのだ。
(もちろん同じ趣味を持っている方たちとの繋がりは非常に心地が良く、様々な視点や普段あまり訪れることのできない館の新鮮な情報が24時間供給されて、個人的にはめちゃくちゃ幸せな空間になっている)
 
ただ、ここで言いたいのは最も情報を届けたい方たちは水族館垢などを検索したりフォローしたりすることはしないのである(極論)。
(割合的には少ないが水族館オタクではないフォロワーの方ももちろんいる)
 
最近始めたキャスやTwitterで発信する情報に、水族館好きの方から反応がくるのはこの上なく嬉しいしとてもありがたく励みになっているのだけれど、そういった方たちの大半は、恐らく水族館の魅力を自分が伝えなくとも水族館に足を運んでくれる方たちなのが現実である。
 
とはいえ、自分の発信した情報がそういった方たちの特定の館への足がかりになっていたのならこれ以上幸せなことはない。
 
ただ大枠で見れば、水族館が好きで水族館に足を運ぶことへのハードルがもともと低い方たちに、水族館の魅力を紹介して満足しているのが自分の現状ではないのかなというのが厳しい自己分析の結果だ。
 
なんだかダラダラと書いてしまったが要約すると、筆者は最も情報を伝えたい対象の目にその情報を入れることの難しさを痛感したのだ。
書きながら思ったがこれは水族館の解説パネルと通づるものがある。
 
昨今、教育的な要素が重要視され始めたのか、そういったプログラムや解説パネルに力を入れる園館は増えている。娯楽施設というイメージが強い水族館がそういった取り組みに力を入れるのは、業界にとっては少なからず良い風潮だと思う(色々思うことはあるけど)し、知的好奇心をさらに満たしてくれるパネルの充実は個人的にはとても嬉しい。
 
とはいえ、解説パネルはただ設置すれば良いというものではないのが筆者の考えである。パネルは来館者に読んでもらって初めてその役割を果たす。厳しい言い方をするが読まれないで素通りされてしまうパネルはもはやないに等しい。
この解説パネルを巡る問題について、来館者の意識を変えることも必要だという意見も耳にするが、それはかなり難しいことであると自分は思っている。
人の意識を外部からの呼びかけでコントロールするのは至難の技。その人自身が変えようと思わない限り変わらないだろう。
 
ではどうするのか。
それは来館者自ら思わず読んでしまいたくなる、見てしまいたくなるような情報発信を行うのである。
思わず情報を取り込みたくなるまで行かずとも、なんとなく読んで見てもいいかな、見てみてもいいかなというキッカケさえ作れればあとはこっちのもの。
 
まぁ自分のフィールドに引きずり込めたところで魅力を伝えられるかどうかはその人次第ではあるけど・・・
 
こんなダラダラと書くつもりではなかったが、
最近の自分の現状を解説パネル問題に当てはめた時、自分はただ解説パネルを置いて満足している状態なのかなと思ったのだ。
 
一般の方に読んでほしいという思いはあれど、そのための工夫を真剣に考えないで、見たいと思った方だけが見てくれればいいやという漠然とした気持ちがどっかにあったのではないかと。
 
じゃあどんな方法で情報を発信すれば一般の方たちにまで届くのかと考えているわけだが、結局こうした地道な発信(ブログや配信)を継続してフォロワーを増やす他ないのかなと思ったりもする。
なんだかんだ一般の方たちが水族館の情報を手に入れる際、一番使っているのはWebだと思うので、時代遅れと言われながらもブログはマストな気がしたりしなかったり。
 
 
こういった全く違うジャンルと水族館をコラボさせた記事ネタがもっと思い浮かべばいいのだが・・・
ちなみにあつもり人気さすがというべきか自分のブログではこの記事のアクセス数が断トツ笑
 
あとはInstagram。
不特定多数の方に情報を見てもらえるという点や 、映え写真さえ上げていればとくに水族館オタクじゃない方からも反応やフォローを貰いやすい点はTwitterより優れてる気がする(拡散力がないのがネックだが…
 
あげるとキリがないがYouTubeでの配信や動画投稿も使いようによっては他の媒体より見てもらえるチャンスが大きいのかなと最近思い始めた。
いっそ歌とかゲーム配信の活動も本格的にやって、そこで一般の方を取り込んでいきなり水族館の愛をぶつけるとかもありかな〜と思ったり思わなかったり。とはいえこういった活動でリスナーを得るのはまた薔薇の道なのは言わずもがな。
 
まぁ色々と考えながらこれからも水族館の布教活動をしていくので、突然水族館と関係ない活動とかしだしても温かく見守っていただけるとありがたいです。
 
 
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