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【足立区生物園】コスパ最強の生物園に行ってきた

都内の水族館レポ第2弾!

 

前回に引き続き、今回も区の所有する施設に行ってきました。入館料を見てもらえればわかると思うのですが公立の施設は入場料が安い!!

300円って、、、本当にお財布に優しいです。

 

この料金でどこまで楽しませてもらえるのか、どんな生き物をどんなふうに展示しているのか、期待が高まります。

 

 

 

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足立区生物園

基本情報

入館料  大人300円

     小・中学生150円

     ※未就学児無料

     ※70歳以上・障害者(+介助1名)の方は証明書提示で無料

営業時間 9:30〜17:00(2月〜10月)

     9:30〜16:30(1月〜11月)

     最終入場は閉園30分前

休館日  月曜日(休日及び都民の日は開園し、翌平日に休園)

     年末年始

アクセス 竹ノ塚駅東口から徒歩約20分(1,5km)

     竹ノ塚駅東口から東武バス「保木間仲通り」下車徒歩5分

URL   http://seibutuen.jp/index.html 詳しくはこちら

 

館内レポ

ということでさっそく中に入って行きましょう。まず券売機でチケットを買っていざ、エントランスへ。

するといきなり大興奮の展示が。。。

 

 

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一瞬確かに大きいし綺麗な水槽だけど、そんなに興奮するもの?って思うかもしれません。

 

しかし中にいる魚をよく見てください。そう、全部金魚なんです!

 

金魚って日本人にとっては観賞用の魚の中で一番身近な存在ですよね。ディスプレイ用として魚全然関係ないお店で飼われているのとかもよく見かけますし、実際に飼われたことある人も多いんじゃないでしょうか。

 

ただそのせいか水族館には金魚あんまりいないんですよ。いたとしても小さい水槽だったりするのでスルーしてしまう人も多いと思います(アートアクアリウムは別ですが)。

 

そんな金魚を足立区生物園ではこんな豪華な巨大水槽で展示しているんです。

この展示はありそうでなかった!しかもめちゃくちゃ綺麗!思わず水槽に張り付いてカメラを連写したくなること間違いなしですよ。

 

金魚もこうやって見てみればカラフルな熱帯魚にも引けを取らない綺麗さですよね。 展示手法の大切さを再認識させられました。そして興奮冷めやらぬまま隣の観察展示室へ

 

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観察と名前に入ってるだけあって面白い仕掛けが施された水槽が何個かあります。この水槽の中にある立方体の空間は顔を入れられるようになっているんです。サメの水槽とか臨場感すごそうですよね。

自分もあの中からの景色が見たい!!って思ったんですけど、子供に紛れて入る勇気はありませんでした。というかさらっと紹介しましたけどサメがいるのも驚きです。

 

前回同様、淡水域の魚がメインだと勝手に思い込んでいたので、海の生き物たちがいっぱいいて驚きました。

そしてこの生物園にはサメに引き続き、まだまだいるんです水族館の人気者!

 

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じゃん!チンアナゴさん!そして

 

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ミズクラゲさん!!

二匹とも前回の記事でも登場しましたね。近くに海がない施設でこの人気者に会えるのは嬉しいです。

 

ただまだいるんですよ人気者(?)が!それがこちら!

 

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悲鳴も聞こえてきそうですが、、、笑

最近キモカワ?で有名なオオグソクムシさんとカブトガニさんです。オオグソクムシはけっこう水族館で見かけますけど、カブトガニはあんまり見る機会ないんじゃないでしょうか。僕も久しぶりに見ました。

それにしても扱っている生き物の種類が意外と多くて普通に驚きます。というのもこの観察展示室、魚類の他に、

爬虫類

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両生類

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哺乳類までいます。

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生物園というだけあってジャンルが幅広い!そしてこのチンチラの展示スペースには先ほどのサメ水槽のような仕掛けが施されており、運が良ければチンチラを身近に体感できます。

 

わかりづらい写真で申し訳ないのですが、左奥にドーム型の覗き窓があり、あそこに入れるようになっています。

こんな感じで観察展示室だけでもかなり見応えがあったのですが、次のエリアでは世界最大級の淡水魚がお出迎えしてくれました。

 

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そう、ピラルクさん!いやー美しいしでかい!水族館で出会える淡水魚の中では一番人気があるんじゃないでしょうか。最近発売された水族館の雑誌でも人気ランキング10位にピラルク載ってましたし。

 

そして驚くべきことにこのエリア、前回の板橋区立熱帯環境植物館と同様に温室なんです。

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こんな感じで自然環境の一部のように水槽が配置されているんです。

そしてさらにさらにこの温室では蝶が放し飼いにされており、いたるところに飛び回っています。餌場に蝶が止まっていればこんな写真も撮れたりしちゃいます。

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餌場の蜜に集まる蝶たち

飼育下で警戒心がないのかカメラを近づけても全然逃げません。

というのもこの蝶たち、この施設で羽化した個体なんです。そしてその蝶たちを温室に放すイベントを毎日やっているんだとか。無料なので時間があったらぜひ参加してみてくださいね!

 

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ちなみにこれだけの種類の蝶が放されてるみたいです。自分は半分も見つけられませんでしたけど。。。

 

兎にも角にもこの温室は本当に感動しました。

植物に囲まれ、池を見れば大型の淡水魚、目線を上げれば蝶が飛んでいる。まさに楽園です。

今後こういった、実際に歩いて体感する空間型の展示が増えていくと面白いんじゃないかな〜って個人的に思いました。

 

さらに足立区生物園では屋外エリアもあり、そこにはカンガルーやヤギなどの哺乳類も展示されています。ちなみに哺乳類だったら温室に行く途中で出会えるこの子がとても可愛くてお気に入り。

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コモンリスザル

屋外エリアにはその他にも昆虫ドームという場所があり、ここでは放し飼いににされている昆虫を間近で見ることができます。運と視力が良くなければ昆虫に出会えないのがネックですが、自然が相手なのでそこはしょうがないです。自分は虫がなかなか見つけられずカマキリの卵しか発見できませんでした。笑

 

ただ、二階にはちゃんとケースに入った昆虫が展示されているので、虫に出会えなかった人も館内では間違いなく虫を見られますよ!

 

他にも足立区の生物を展示している部屋や猫がいるキッズルーム(乳幼児と保護者のみ)、いろんな生物に触れるコーナーもあるので実際に足を運んで体験してみてください。

 

 

まとめ

生物園という名に恥じない充実の生体展示の数々。水族館という視点で見ても金魚の大水槽や魚をより身近に感じられる覗き窓付きの水槽など、斬新な展示手法が多いです。

クラゲやグソクムシ、サメ、チンアナゴ、ピラルクといった人気のある生体展示も多く、300円で本当に大丈夫!?ってなります。

 

また覗き窓付きの水槽や展示スペース、館内で行える無料のカニ釣りイベントやふれあいコーナーなど、子供を楽しませる工夫がかなり多いのも特徴です。大人ももちろん楽しめますが子供連れの方にとくにオススメの施設です。

 

アクセスはやや不便ですが、とにかくコスパ最強なのでぜひ一度足を運んでみてください!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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