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【板橋区立熱帯環境植物館】のミニ水族館がすごかった!

都内の水族館レポ第1弾!

 

まずは僕の住んでいる東京の水族館(水族館付随施設を含む)9箇所を1館ずつ紹介していきたいと思います。

記念すべき1館目はタイトルにある通り「板橋区立熱帯環境植物館」

 

ここは4/11に初めて行ってきました。

水族館のブログなのにいきなり植物館の話!?

と思ったかもしれないですが、実は「ミニ水族館」なるものがこの施設の地下にあります。

そしてこれを見るために今回やってきたというわけです。

 

館の名前も植物館だし淡水魚のミニ展示くらいの規模かな?程度の気持ちで行ったのですが、、、

良い意味で期待を裏切られました。

 

 

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板橋区立熱帯環境植物館

基本情報

入館料  大人260円

     小・中学生130円

     65歳以上130円

     未就学児 無料

     ※土曜、日曜、区立小学校の夏休みは小中学生無料

     ※団体割、障害者手帳、愛の手帳による割引あり

     詳しくは公式ホームページを参照

営業時間 10:00〜18:00(入館は17:30まで)

休館日  毎週月曜日(祝日、または休日の場合は直後の平日)

アクセス 都営三田線「高島平駅」東口より徒歩約7分

URL   http://www.seibu-la.co.jp/nettaikan/

 

 

館内レポ

 

券売機でチケットを買って順路通りに階段を降りると、まず飛び込んでくるのはなんとクラゲの水槽!!

 

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淡水魚しかいないと勝手に思い込んでいたのでいきなり海の生き物クラゲが出てきてビックリ!

しかもミズクラゲだけでなくカラージェリーフィッシュまでいてさらに驚きです。そしてこの先でさらに驚くべき光景が広がります。

 

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立派な水槽がこんなに!?

早く見たいという気持ちを落ち着かせ、通路を挟んだ向こう側(写真の左側の水槽の奥)が淡水魚の展示になっていたので、大型水族館の順路のように淡水域の展示から見ることにしました(この館の本当の順路は海水水槽からなのですが、筆者の勝手な都合で逆順で見ています)。

 

それにしても海水水槽と淡水水槽に挟まれた通路なんてよくよく考えたらあんまりない気がします。これは小規模水族館ならではの動線ですね。

 

さて淡水域の展示ですが、全体的に水槽の汚れや傷は目立つもののレイアウトはなかなか綺麗でどの水槽も見応えがありました。

個人的にはファイヤースパイニーイールとジーベンロックナガクビガメがお気に入り。

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ファイヤースパイニーイール

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ジーベンロックナガクビガメのロッキー

長いクビが愛らしい、、、

この子の名前は公募で決まったみたいです。地域の方たちにも愛されているんですかね?

でもこのルックスなら愛される理由も納得です!!!

 

そしていよいよお待ちかねの海水水槽!

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都心の人気水族館にも引けを取らない水槽は圧巻です。自分が植物館に来ていることなんて忘れて見入ってしまうこと間違いなし!!

 

そして水槽の底をよく見てみるとあの人気者の姿があるじゃないですか!

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そう、チンアナゴ!!

ではなく、ニシキアナゴです!!

よくどちらもチンアナゴと呼んでいる方がいますが、オレンジと白のストライプ模様はニシキアナゴで、黒と白の斑点模様みたいなやつがチンアナゴです。

ちなみに僕はチンアナゴよりニシキアナゴの模様の方が好みです(この水槽にはチンアナゴもいるのでご安心を )。

 

アナゴ談義はこの辺にして隣の水槽に目をやるとまたまた衝撃の光景が!

 

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ええ!!タカアシガニもいるんですか!?

続々と登場する水族館の人気者に驚きを隠せません。

と言っても本当の順路通り見ていれば、この水槽がすぐに目に入るのでかなり序盤で彼の姿は見えていました。笑

 

見えていない体で話を進めてごめん、タカアシガニさん!でも後半の目玉として紹介したっかったんだ、、、

 

ということで見所満載のミニ水族館だったんですけど、本来メインであるはずの温室も見ていきます!なんたってここは植物館だからね!

 

ミニ水族館から温室へは直接繋がっているのでワクワクしながら扉をくぐってみると、、、

 

 

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なんとまたしても水槽が!

しかも今まで見てきたどの水槽よりも大きい!!そして「この水槽の主は私だ」と言わんばかりの巨大生物がこの水槽には潜んでいました。

 

 

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写真だとその大きさがあまり伝わらないのですが、こんな大きい淡水エイは初めて見ました!

 

それもそのはずこのエイは世界最大の淡水エイらしく、ウロジムヌス・ポリレピスという種だそうです。

 

発見された当初は新種としてヒマンチュラ・チャオプラヤという名で登録されたのですが、それ以前に登録されていたウロジムヌス・ポリレピスと同種であったことが判明し、学名が変更されたとか。

ただ熱帯環境植物館では以前から親しまれてきた登録当初の名前で呼んでるみたいです。

 

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水槽を上から撮った写真

熱帯の環境を植物だけでなく、魚類でも再現して一つの空間に展示しているのには驚きです。

 

他の水族館もマングローブ水槽などでは、同じ空間に植物や鳥などの生き物と魚類を展示することによってリアルな生態展示をしているところがよくあります。

 

しかし、この施設では温室という空間にその環境を再現し、実際に足を踏み入れることができるのです。それによって来館者は目だけでなく、身体でも生態環境を感じとることができるのです(ちなみに海遊館もこのような展示手法を使っています)。

 

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これだけの植物が生い茂り本当のジャングルのような環境で見る淡水魚は格別!

植物館だからこそ実現できた素晴らしい展示空間でした。

 

締めみたいになっちゃいましたけど温室はまだまだ続きます。

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ヒスイカズラ

温室を進むと色鮮やかな植物たちがいろいろなところで顔を見せてくれます。そしてこのヒスイカズラは特に印象に残りました。

 

というのも、花が時折落下するんですけどその花が手すりにずらーって並べられているんですよね笑

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綺麗に並べられているヒスイカズラの花

これは職員の方がやっているんでしょうか?

なかなか粋なことをしますよね。見ていてほっこりしました。

 

植物に癒されながらさらに歩みを進めると

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温室を一望できる休憩所がありました。土日祝日は喫茶室になっているらしく、アジア料理が食べられるみたいです。休日に訪れた際にはぜひ利用してみてください。

 

僕は残念ながら平日に訪れたので、今度は休日に行って温室を眺めながらナシゴレンを食べるのが目標です。

 

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順路の終盤には可愛いパイナップルが

とこんな感じで植物を見ながら歩いていたら温室はあっという間に終わってしまいました。

まだまだ紹介していない展示などがあるのですが、それは皆さんが実際に足を運んだ時に見てみてください。

 

まとめ

クラゲあり!チンアナゴあり!タカアシガニあり!巨大エイあり!ミニ水族館でありながらこんなにもたくさんの人気者を見ることができるのだから納得の充実度です。

しかも、大人は260円!!ほとんどの人は交通費の方が高くなること間違いなしのこのコスパ。お財布も目も喜ぶこと間違いなしです!

水族館と植物館が一度に楽しめる板橋区立熱帯環境植物館。近所に住んでいる方はもちろん、

それ以外の方も近くまで来たときはぜひ寄ってみてください。

 

ということで一発目の水族館レポがなかなかコアなスポットになりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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